大和郡山城の城址の天守台をはじめ、そのまわりの石垣の中には多数の石仏、墓石が積込まれているのをご存じですか?
「お城まつり」は、それらの石仏並びに城史有縁の諸霊を慰めるために、昭和36年より続く伝統と歴史ある行事です。
郡山城跡を彩る桜を、時代行列や市民パレード、金魚の品評会、名産品の即売など多彩なイベントとともにお楽しみください。
筒井順慶、豊臣秀長、柳沢吉保ゆかりの郡山城跡に、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、八重桜などが約1,000本あり、見頃は3月下旬~4月上旬です。
『日本さくら名所100選』にも選ばれています。
織田信長の時代に筒井順慶が築城。
豊臣秀吉の時代に豊臣秀長が百万石の居城とし、大幅に拡張されました。
江戸時代には郡山藩がおかれ、水野氏、松平氏、本多氏などの統治の後、柳澤氏が入り幕末まで続きました。
明治維新後、多くの建物は破却されましたが、近年、追手門・櫓・天守台などが修復・整備され、城跡に一段と風格を添えています。
「続日本100名城」(財団法人日本城郭協会)に認定されています。
城跡は桜の名所としても有名で、満開の桜のもとで開催される「大和郡山お城まつり」は毎年多くの人々で賑わっています。
開花時期 3月下旬 ~ 4月上旬
開 催 日 | 行 事 名 | 開 催 時 間 | 開 催 場 所 |
3月25日(日) | 奉 告 祭 | 10時~ | 柳澤神社 |
3月25日(日) | 数珠くり法要 | 10時30分頃より | 天守台周辺 |
4月 1日(日) | 時代行列・白狐渡御 | 14時 出発 | 城下町周辺 |
4月 8日(日) | 市民パレード | 14時 スタート | 城下町周辺 |